今週のお題「夏休み」
夏休み4日目。今日はカイルアを後にして、ノースショアへ向かいます。カイルアの町ですっかり左ハンドル右側通行に慣れたパパ、初日の過ちは繰り返すまいと、気を引き締めて出発しました。
さて、オワフ島にはハイウェイが3本通っています。今日はカイルアを離れて先ずH3に乗り、一旦ホノルル方面に引き返してから、H1を経由してノースショアへ向かいます。ナビの見積もりでは、所要1時間程度です。途中軽い雨にあいながらも、難なくH1に合流しました。この数日で、すっかりハワイの道に馴染んだ気がします。なぜか、ぎこちない日本語を話すナビにも大分馴れたようです。「七キロ先、右側二車線を使って、XXブルバードへ、やや右側に右折してください」少しおかしいけど、分かります。
が、しかし、このナビ、ジャンクションの近辺になると急に饒舌になります。実際、次々に分岐と合流を繰り返すポイントなので、指示がないと走れません。でも、簡潔に言えばいいものを、余計な修飾がつきます。はっきり言って、長ったらしい!
そして遂に、初日に感じた違和感が再現されてしまいました。ナビの指示と実際の分岐に食い違いがあるのです!(言ってることが違うジャーン!)右に寄れと指示があり、右車線に寄ったあと急に左に合流せよと言い出しました。
エーッッ
と、驚いているうちに、あれよあれよという間に道を迷い、気が付いたときには、なんとパールハーバーの海軍施設が目の前にありました…
入り口にアーミーが立ち、前の車を停めてドライバーをチェックしています。「100m先でUターンしてください」ナビが寝ぼけたことを言い続けています。アーミーがこちらに向かって手招きをしました。肩に掛けられた重そうな銃が生々しいです。逃げ出すことはできません。ここで逃げ出したら、間違いなく撃たれるでしょう。
「ここは海軍の施設だけど、知ってます?」
「元の道に戻りたいんです」
「パスポートか、運転免許を見せてください」
「はっ、はい」
パスポートを預かったアーミーの一人に誘導されて、方向転換をした後に再び停車を促されました。
「はい、パスポート」
「あっ、はい」
「どこに行きたいの?」
「えっ、えーと…」
「いいよ、もう行って」
「あっ、はい、ありがとうございます」
こうして、難を逃れました。きっと、道を間違えてやってくる観光客も多いのでしょう。何の前触れもなく、突然基地が出てきますから…
その後、ナビのリルートに従って無事ノースショアに到着しました。道すがら、ナビに感じた違和感をずーっと考えていて、やっと分かりました。
こいつ、例えば7キロ先のことを言った後で、急に2キロ先のことを言い出すのです。7キロ先が右折で、右側に寄ったとすると、2キロ先左折とナビが言い出すので運転手は混乱します。
案内の順番は近い方からだろーーーっ!!
先に遠い方から案内するなーーーっ!!
誰が作ったんじゃーーーっ!!
フー、気がすみました。
幸いなことに、今日でレンタカーは返却です。
↓お世話になったレンタカー。こちらもちょっとした欠陥ありです。
↓有名なマツモトシェイブアイス
↓海ガメも近くで見れます
ノースショアのレポートはおざなりですが、行ってみてください。良いところです。